HAKAMOUDE 墓詣で オンラインショップ

2022/03/18 11:28


2022年3月16日の深夜に宮城県や福島県を中心に、

最大で震度6強を観測する非常に強い地震が発生しました。


被災された方々に対して

心からのお見舞いを申し上げます。


本日3月18日(金)は彼岸入り、明日から三連休ということで

お墓参りに行かれる方も多いと思います。

そこで、大きな地震のあとのお墓参りについて

気をつけたいポイントを簡単ですがまとめてみました。


古い灯籠には手をかけない


墓石は非常に重い石材で作られているのでちょっとやそっとでは倒れないようにできています。

しかし、今回の地震でお墓が倒壊したという非常に痛ましいニュースもたくさんありました。

そのような大きな地震のあと、特に気をつけたいのが古い灯籠です。


灯籠は上の方に重心があるため、古いものは接着が切れていたりすると

倒壊しやすくなっている可能性があります。

見た感じ問題なさそうに見えても、むやみに手をかけないようにしましょう。



一見大丈夫、でもチェック!


お墓は倒壊していなかったけれど、よく見てみたらズレている?

ということも大きな地震の後にはよく見られます。

お墓の一番上の部分である棹石は最も被害を受けやすく、納骨堂が見えているなど

お墓の細かい箇所をズレがないか、グラグラしそうになっていないかチェックしましょう。


いつもと比べて何かバランスがおかしい?そのような時はズレが生じているかもしれません。

今回大切なお墓が被害に遭われていなかった方も、

お墓参りの際にお墓の写真を撮っておくと、何かあった時にチェックしやすくなると思います。



大切なお墓が地震の被害に遭っていた時


目に見えてズレているなど問題が起きていた時は、小さな余震で倒壊する危険があるので

「触らない・近付かない」を徹底してください。


またお墓の倒壊やズレはもちろん、塔婆建てや墓誌板などが倒れていた際も

自分で乗せれそうな大きさであっても絶対にご自身で元に戻さないようにしましょう。

指を挟むなどの危険があるだけではなく、

耐震性の高い接着剤で修繕することで余震等で再度被害に遭うことを防ぐことができます。


もしも大切なお墓が被害に遭っていた時は、「触らない・近付かない」を徹底して

お墓を建ててもらった石材店に相談しましょう。

もしもどこに連絡すれば良いのかわからない時は、お寺や霊園の方に聞いてみてください。



もしも、お墓参り中に地震が起きたら


お墓参り中に余震や大きな地震がきたら、と不安を感じている方もいらっしゃると思います。

もしも、お墓参り中に地震が起きた時まずするべきことはひとつ。

「すみやかにお墓から離れ、なるべく広い通路などに出る」です。


目の前のお墓が倒れそうであっても、絶対に支えようとしないでください。

墓石は非常に重いため、人力では支えることはできません。

また、お墓が倒れてきたり墓石が飛んでくる可能性もあるので、

まずは命を守るための行動をとるようにしましょう!





今回はお彼岸のお墓参りや、いつものお墓参りで

安心してゆったりご先祖様とお話しできるように

地震に関するお墓参りで気をつけたいポイントをまとめてみました。

ぜひ、ご活用ください。



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