HAKAMOUDE 墓詣で オンラインショップ

2022/06/29 11:46

今年のお盆はいつ?


みなさまは今年のお盆はどう過ごしますか?

毎年、この時期になるとお盆休みの帰省や

旅行の計画を立てる方も多いのではないでしょうか?


2022年のお盆期間は

一般的には

8月13日から8月16日の4日間(旧盆)

の場合が多いです。


しかし、地域によっては早いところで

7月13日から7月16日(新盆)の間、

7月31日から8月2日というところもあります。

また沖縄県では8月中旬から9月上旬というところも。


なぜ地域によってお盆の期間が異なるかというと、

地域によって使用する暦が異なることが理由です。





なぜ、お盆にお墓参りに行くの?


そもそもお盆とは、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれ

亡くなられた方やご先祖様があの世と呼ばれる浄土から

この世(現世)に戻ってくる期間です。


家族や親戚、みんなが集まってご先祖様と過ごすことから

お盆には帰省するという方も少なくありません。


しかしなぜ、ご先祖様は家に帰ってきているのに

お墓参りに行くのでしょうか?


その由来は諸説あり、

・迎え火と送り火をお墓で焚いていた歴史から

・お墓を守ってくださっている仏様へのお礼に

・お盆でもお墓にご先祖様が眠っているという考え

などさまざまな由来があります。

お盆入りにご先祖様をお迎えにお墓参りをしたり、

「また来年ね」とお見送りを兼ねてお墓参りに行くこともあります。


お休みが合わなかったり、お墓が遠方にある場合など

お盆の期間中にお墓参りに行くことが難しくても

お仏壇やお位牌に手を合わせたり、

ご先祖様を想って感謝の気持ちを伝えるなど

ご先祖様を思う気持ちが大切です。

タイミングが合う時にお墓参りに行けば問題ありません。




お盆飾りを飾ろう


お盆はご先祖様への気持ちを表すものとして

盆提灯や精霊馬を飾ります。

盆提灯とは帰ってくるご先祖様が道に迷わないように

場所をお知らせする目印のような役割があります。


精霊馬はきゅうりと茄子を使って作る

馬や牛の形をした人形です。

お先祖様が帰ってくる際に乗る乗り物に見立てられています。

地域によっては「早く帰ってきてね」という想いから

スポーツカーを飾るところもあります。


また、お盆飾りと一緒にお供物として

果物やお菓子をお供えします。

暑中見舞いでお菓子を送ったりいただくことがあるのは

実はお盆が関係しているのです。





夏の風物詩はお盆の行事


お盆の行事として有名なのは「盆踊り」ですが、

お祭りのイメージが強い盆踊りは、

実は亡くなった方の霊をお迎えして慰めるための踊りです。


そして夏の風物詩として定番の「打ち上げ花火」も

実はお盆と深い関わりがあります。

元はお盆の行事から始まったとされ、

供養に花火の火の粉で灯籠焼を行ったと言われています。


また、京都の有名な伝統行事「大文字焼き」は

ご先祖様を送り出す送り火として、

美しい「灯籠流し」も亡くなった方の霊を送る

精霊船を意味しています。





今年のお盆はどう過ごしますか?


今回はお盆にまつわる過ごし方や意味を紹介しました。

帰省やお墓参りが難しい方も

ご先祖様をいつもより身近に感じる期間として

ご先祖様へ日頃の感謝を思いながらお過ごしください。



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