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2022/10/24 11:06


今年の死者の日は11月2日


明るく楽しく故人を偲ぶお祭りがあるのはご存じですか?

メキシコの伝統文化「死者の日」です。

毎年メキシコでは死者の日に家族や友人が集い

お祭りを行います。

メキシコでは最も重要な風習とされる大切な文化です。



日本のお盆との違いは


家族や友人が集まり故人偲ぶというと

日本の「お盆」のような感じがしますよね。

故人を偲び、生きていることに感謝するという意味では同じですが、

なんと言っても死者の日は明るく楽しく笑って祝うというのが

大きな違いであり特徴です。


ディズニー映画の「リメンバー・ミー」見たことがある方は

ピンとくるかもしれませんが、

賑やかな装飾や音楽を奏でてパーティーをするなど

これでもかというくらい明るい風習なのです。




ガイコツやマリーゴールドにはこんな意味が


死者の日に飾られるのはカラフルなガイコツや

センパスチルと言われるマリーゴールドの花などが

オフレンダという祭壇に飾り付けられます。


実はモチーフそれぞれに深い意味があり、

砂糖などでできたカラベラと呼ばれるガイコツの置物は死の象徴とされ、

亡くなった人は悲しい思い出として記憶に残るのを嫌がり

死は幸せなことであるという意味が込められています。


死者の日には町中の人もカラベラを模した

メイクアップをしてお墓参りに行ったり

パーティーを行うため

そんな町中がガイコツだらけになる光景を見るために

さまざまな国から人が訪れます。




センパスチルと言われるマリーゴールドは

「20枚の花びら」という花言葉を持ち

その香りと鮮やかな色が故人の魂をこの世に導く

道しるべと考えられています。


他にも飾り切りを施したカラフルな切り絵

パペルピカドは死者の日を祝う喜びを表現しており、

もてなしを意味する玩具や沢山の食べ物や飲み物、

故人の写真などさまざまなものが

祭壇には飾られます。





さいごに


メキシコの人々にとって大切な風習「死者の日」

日本のお盆のようでありながら、

明るく楽しく祝うといった一風変わった

供養のかたちがあることがわかりました。

お盆も死者の日も故人を思う気持ちが込められた

素敵な習慣ですね。



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